

Informationお知らせ
2025/02/25
今月の豆知識:ご自分の治療内容はご存じですか?
皆様は、ご自分の治療内容をご存じでしょうか?
治療を始める前や治療が終わった後に、必ず歯科医師から治療の内容についての説明があります。
説明の際には、出来るだけ分かりやすく説明をしておりますが、少し専門的な言葉なども出てきてそれがどんな治療なのか疑問に思った方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は専門用語と内容を簡単にご紹介します。

虫歯の治療で使われる用語と内容(抜粋)
【CR】コンポジットレジン(複合レジン)
痛みを感じない程度の虫歯の治療に用いられる材料。虫歯を削り、CRを詰めて光照射で硬化させます。型取りは必要とせず、1度(即日)で治療が終わります。
【RCT】根幹治療(「根治」こんち)とも言います
神経まで到達してしまった虫歯の治療。治療完了まで長時間かかることがあります。歯の根っこ(根管)をきれいに掃除する治療のことです。
【RCF】根幹充填(根充)とも言います
根幹治療できれいに掃除された根管に最後に薬を詰める治療のことです。

歯のお掃除と歯茎のケアで使われる用語と内容
【SC】スケーリング(歯石除去)
歯の表面に沈着した歯石を除去する治療。超音波や手用の専用の器具で除去します。歯周治療で最初に行われる基本的な治療です。
【SRP】スケーリング・ルートプレーニング(根面歯石除去)
歯の根についた歯石を除去して歯の根面をツルツル(滑沢)にする治療。超音波や手用の専用の器具で除去します。状況によって回数がかかる治療です。
【P重防】歯周病重症化予防治療
歯周病の重症化を予防する目的で行う継続管理治療です。歯周ポケットは3mm以下で正常範囲内ですが、歯茎に赤み(発赤)や歯周からの出血など炎症症状が残っている患者様に行われる治療。炎症症状の消失を目指します。
【SPT】歯周病安定期治療
歯周組織の安定した症状を維持していくために行う継続管理治療です。ポケットが4mm以上あるが、炎症症状がなく状態が安定された方に行われる治療。定期的に咬合調整やポケット内の洗浄、スケーリングなどを行い、長期間安定した状態の維持を目指します。