

Informationお知らせ
2025/05/07
今月の豆知識:歯周病と糖尿病
歯周病・糖尿病は、互いの進行に大きく影響していることをご存じでしょうか?
近年、歯周病は全身疾患に影響を与えているということが研究結果として発表されています。歯周病のある方は、糖尿病の進行に大きく関わっていること、逆に、糖尿病のある方は、歯周病を進行させやすいという研究も報告されています。
このことから、歯周病をきちんと治療することで糖尿病も改善する可能性が高いということです。

【歯周病セルフチェックしてみましょう!】
□起きた時に、歯茎に違和感がある
□歯ブラシの時に、出血する
□口臭を指摘されたことがある
□歯肉が下がってきて、歯が長く見える
□歯が動揺している
□体調が悪いと歯茎が腫れることがある

歯周病と糖尿病
1.糖尿病が歯周病を悪化させる
糖尿病の方は血糖値が高くなると、体の免疫力が低下し、歯茎の炎症を引き起こしやすくなります。そのため、歯周病が進行しやすく、治療にも時間がかかることがあります。
2.歯周病が糖尿病を悪化させる
逆に、歯周病が進行すると体の炎症が強まり、血糖値のコントロールが難しくなります。これが糖尿病の症状を悪化させ、管理がさらに難しくなることがあります。
3.予防と治療がカギ
歯周病と糖尿病はお互いに関係していますので、どちらも同時にケアすることが重要です。糖尿病を持っている方は、血糖値の管理に加えて、定期的に歯科でチェックを受け、歯周病の予防や早期治療を行いましょう。
歯周病を治療することで、血糖値の管理が楽になることもあります。お口の健康が全身の健康に大きな影響を与えることを忘れずに、日々のケアを心掛けましょう!