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2025/06/04
今月の豆知識:歯周病と認知症
歯周病と認知症の意外な関係!?
近年の研究で、歯周病(50歳以上の方の8割が罹ってると言われてます)と認知症の発症・進行に関連があることがわかってきました。
また、歯が残ってる本数が少ない方ほど認知症を発症しやすいとういう研究結果もあるそうです。

<認知症とは?>
記憶や判断力が低下し、日常生活に支障をきたす脳の病気。アルツハイマー型や血管性などのタイプがあり、その7割はアルツハイマー型とのこと。
<認知症予防にも「お口のケア」!>
歯を守ることで、噛む力と脳の働きを保てます。お口の中を清潔に保つことで、全身の炎症リスクも軽減します。
<歯周病が認知症に関係するメカニズム>
■ 炎症が脳に悪影響を与える
歯周病の慢性炎症によって、体内で炎症性物質(サイトカイン)が増加し、脳の神経細胞にダメージを与えることがあります。
■ 歯周病菌が脳内に入り込む
歯周病菌(P G菌など)が血液を通じて脳内に到達し、脳の炎症を引き起こすことが研究で報告されています。
■ 噛む力の低下と脳機能の関係
歯が少なくなり、噛む力が弱くなると、脳への刺激が減り、認知機能が低下しやすくなります。

■ 予防のポイント!
〇毎日の正しい歯みがき
〇定期的な歯科検診とプロによるケア
〇禁煙・バランスの取れた食事・運動習慣や脳トレ
〇歯が抜けたままにせず、義歯やインプラントで噛む力を回復
歯ぐきの健康が、あなたの未来の脳を守ります