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感染対策 感染対策

Infection control

お口の衛生管理や口腔ケア行なうことで、
新型コロナウイルスの感染・重症化の予防につながります。

免疫力を高めておくこと、これはウイルス感染を重症化させないためにとても大切です。しっかり噛んで食事ができると唾液の分泌量が増え、免疫力の助けになります。

【咀嚼が少ない場合】

  • 栄養バランスが偏る
  • 糖尿病の悪化や免疫力低下を招く
  • ウイルス性肺炎を起こすと、免疫力の低下により重症化のリスクがある

適切な口腔ケアがなされずしっかり咬めないと、低栄養からウイルスに感染しやすくなります。
そのため、お口の健康に問題のある方は、しっかりとかめる状態を維持するためにも、お口の病気を放置せず、口腔ケアをきちんと行うことが大切です。

POINT

口腔ケアでお口の中を衛生的な状態にしておくことで、
体の健康が改善され、ウイルス感染や重症化を防げる可能性があります。

お口の問題を抱えておられる方、
歯周病治療に取り組まれている方などは、
お気軽にご相談ください。

hygiene

みらい歯科では、すべての患者さまに安心して治療を受けていただくために、
治療に使用する全ての治療器具を患者さまごとに徹底した衛生管理をしています。
器具の滅菌、もしくは使い捨てる物は「捨てる」を徹底し、常に清潔な器具と院内環境で治療を行なっていきます。

洗浄

洗浄

対象物から異物(汚染や有機物など)を除去。表面に付着した汚れを洗い、すすぐなどをして除去する工程のことです。

消毒

消毒

生存する有害な微生物の数を、感染の危険性をなくすレベルまで減らすために用いられる処置。
必ずしも微生物をすべて殺菌したり除去するものではありません。

滅菌

滅菌

すべての微生物を除去または殺滅する行為。それを「滅菌」と言います。
当院ではオートクレーブという機械を使用して徹底した滅菌を行います。

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スタンダードプリコーション(標準予防策)
の重要性

標準予防策とは、「あらゆる人の血液、すべての体液、汗以外の分泌物、排泄物、損傷のある皮膚、および粘膜には感染性微生物を含む可能性がある」という考え方を基に、すべての患者さまに適用する感染予防策です。歯科医院で処置にあたられる方が自分自身を守り、そして患者さまから別の患者さまへの感染を予防するためには、標準予防策を遵守することが重要です。血液、唾液に触れたハンドピース、スケーラー等のインスツルメントが感染経路とならないよう、患者さまごとの適切な滅菌が必要となります。

よく聞く「クラスS」「ポーラス」とは

「クラスS」「ポーラス」とは、
以下基準の対象物をそれぞれ滅菌できる
滅菌器の一般呼称です。

滅菌物の基準

ヨーロッパでは、「EN13060」という基準が設けられています。ここには、滅菌器の製造や小型スチーム式滅菌器の仕様に関するさまざまな規定が あります。また、滅菌物の構造・種類に応じて、「クラスS」「ポーラス」などのクラス分類が定められています。

EN13060の滅菌物クラス分類

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class 対象器具
classB 本規格の試験負荷によって代表されるようなすべての包装された、または未包装負荷、固定製品、中空負荷製品A、ぼーらす製品の滅菌
classS 滅菌器の製造者が指定する製品の滅菌。
これには未包装固形物物質および以下のうち少なくとも1つの負荷が含まれるポーラス製品、小型ポーラスアイテム、中空負荷製品A、中空負荷製品B、一重包装製品、二重包装製品、多重包装製品
classN 包装されていない固形製品の滅菌

○ ポーラス製品/小型ポーラスアイテム

滅菌バッグを使用。また、重ねてラップする場合。

○ 中空負荷製品A

代表例として、一方の端だけがオープンである空間で、空洞部の直径対長さの比が5以上。
両端オープンは直径 5 m m以下で直径対長さが2以上。直径5mm以上で直径対長さが10以上。ハンドピースなどは、これに属します。

○ 中空負荷製品B

代表例として、一方の端だけがオープンである空間で、空洞部の直径対長さの比が1以上5以下。両端オープンは直径5mm以上で直径対長さが2以上10以下。

○ 一重包装製品/二重包装製品/多重包装製品

滅菌バッグを使用。また、重ねてラップする場合。

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速洗(医療器具洗浄機器)

パワフルな水圧と、歯科特有のタンパク質をターゲットにした専用洗剤を使用し、器具の洗浄を行います。汚れ(=有機物)が残っていると、その後の滅菌効果が低くなってしまいます。また、一度に広範囲の洗浄が可能で、洗浄・すすぎ・排水・給水を行います。1度除去した汚れによって、再び汚れてしまうことはありません。

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タービン・コントラ用滅菌

使用する機材(タービンやコントラ)を内部隅々まで洗浄し、汚れ(バイオフィルム)を効率的に取り除きます。その後、高レベルの消毒を行うことで滅菌状態を維持します。

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注油器

歯を磨いたり、治療で削ったり、歯の形を調整する際に使用する器具はとても繊細で複雑な構造をしております。そのため専用のメンテナンス機器を使用して清潔な状態に保ちます。

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フリーアーム

みらい歯科では「クリーン診療」を心がけています。歯を削る時には、目に見えないほどの細かな粉塵が飛び散ります。この有害な浮遊粉塵を、その場ですばやくキャッチし吸引します。

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診療室の清掃について

衛生的で安全な治療を行うためには、診察室は常に清潔であるべきだと考えます。みらい歯科では院内の清掃を全スタッフが担当し、院内をいつも清潔に保っています。

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手指衛生

人の手の表面には無数の微生物が存在します。複数の患者さまを担当するスタッフには、手指衛生に関する注意を徹底しています。

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FAQ

Q1なぜ器具の滅菌が必要なのでしょうか?

歯科治療では口腔内に触れている状態が多く、唾液や血液が器具に付着すると細菌やウイルスの感染原因となります。 そのため、使用した後の器具はしっかり滅菌処理をする必要があります。物によっては、使い捨てを使用しています。

Q2患者ごとに取り替えるものはありますか?

麻酔カートリッジ・ヘッドレストカバー・エプロン・タオル・グローブ・コップなどは患者さまごとに取り替えを行っています。

Q3衛生管理は器具だけですか?

衛生管理とは、器具機械だけでなく、患者様が使用するエプロンや診察室(ユニット)お手洗いなど、触れる箇所全ての消毒を行なっております。また、空気中やスタッフの清潔管理、消手指消毒など徹底して取り組んでおります。