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2026/08/04

今月の豆知識:夏の口臭はお口の乾燥が原因かも?予防のポイントを解説

夏になると、「口臭が気になる」と感じる方も多いのではないでしょうか。

その原因のひとつは、暑さや冷房の影響でお口の中が乾燥することにあります。

この記事では、夏に口臭が気になりやすい理由と、今日からできる予防のポイントをわかりやすく解説します。


夏はお口が乾燥しやすく、口臭が起こりやすい季節です

夏になると、「いつもより口臭が気になる」と感じる方が増えます。
その理由のひとつが、お口の乾燥です。

唾液には、お口の中を潤し、細菌の増殖を抑える働きがあります。
しかし、夏は次のような理由からお口が乾燥しやすくなります。


⚫︎汗をかいて体の水分が不足しやすい
⚫︎冷房の使用でお口が乾燥しやすい
⚫︎口呼吸によってお口の水分が蒸発しやすい


お口が乾燥すると、唾液の働きが十分に発揮されず、口臭が起こりやすくなります。

ただし、夏の口臭の原因はお口の乾燥だけではありません。次に、口臭につながる主な原因について詳しく見ていきましょう。


夏の口臭の主な原因4つ

口臭の原因はひとつではなく、いくつかの要因が重なって起こることがあります。

特に、お口の乾燥や舌についた汚れ(舌苔)、歯垢(プラーク)の蓄積、歯周病は、口臭の主な原因です。
これらは毎日のセルフケアで予防できるものもありますが、歯科クリニックでの治療が必要な場合もあります。

ここでは、夏に気を付けたい口臭の主な原因を4つご紹介します。


①お口の乾燥

夏の口臭の大きな原因のひとつが、お口の乾燥です。

唾液には、お口の中の細菌や食べかすを洗い流し、細菌の増殖を抑える働きがあります。
しかし、お口が乾燥して唾液が減ると、その働きが十分に発揮されず、口臭の原因となる細菌が増えやすくなります。

特に、汗をかきやすい夏は水分不足になりやすく、冷房や口呼吸の影響も重なるため、お口が乾燥しやすい季節です。
そのため、夏は口臭が起こりやすくなります。


②舌についた汚れ(舌苔)

舌の表面につく白っぽい汚れは、「舌苔(ぜったい)」と呼ばれます。

舌苔は、食べかすや細菌、はがれた粘膜などが舌の表面に付着してできるもので、口臭の代表的な原因のひとつです。
特に、お口が乾燥すると細菌が増えやすくなり、舌苔による口臭も強くなることがあります。

舌苔は誰にでもみられますが、厚く付着すると口臭の原因になりやすいため、適切な舌のケアが大切です。


③歯垢(プラーク)の蓄積

歯の表面や歯と歯ぐきの境目に付着する歯垢(プラーク)も、口臭の原因です。

プラークは細菌のかたまりで、磨き残しがあると細菌が増殖し、においの原因物質が発生しやすくなります。

また、プラークはむし歯や歯周病の原因にもなります。


④歯周病

歯周病は、歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって歯ぐきに炎症が起こる病気です。

歯周病が進行すると、歯周ポケットの中で細菌が増殖し、口臭の原因となるにおい物質が発生しやすくなり、口臭につながります。

歯ぐきから出血する、腫れるなどの症状がある場合は注意しましょう。


夏の口臭を防ぐために今日からできること

夏の口臭は、毎日の生活習慣やセルフケアを見直すことで予防できる場合があります。
特に、お口の乾燥を防ぐことと、お口の中を清潔に保つことが大切です。

今日から取り入れやすい4つのポイントをご紹介します。


①こまめに水分補給をする

夏は汗をかきやすく、体内の水分が不足しやすい季節です。
こまめに水分補給を行うことで、お口の乾燥を防ぎ、唾液の働きを保ちやすくなります。

水分補給には、水やお茶など糖分を含まない飲み物がおすすめです。
また、一度にたくさん飲むのではなく、少量ずつこまめに飲むことを意識しましょう。


②舌ブラシなどで舌をやさしく清掃する

舌苔が多く付着している場合は、舌ブラシなどを使ってやさしく取り除きましょう。

ただし、強い力でこすると舌を傷つけてしまうことがあります。
1日1回程度を目安に、奥から手前へやさしく動かして清掃することが大切です。


③丁寧な歯みがきと歯間ケアを行う

歯みがきだけでは、歯と歯の間や歯ぐきの境目に付着した歯垢(プラーク)を完全に取り除くことはできません。

歯ブラシに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシも取り入れ、お口の中を清潔に保ちましょう。
毎日の丁寧なセルフケアは、口臭だけでなく、むし歯や歯周病の予防にもつながります。


▶︎あわせて読みたい「歯ブラシだけでは不十分?フロスが必要な理由と正しい使い方」


④歯科クリニックで定期的に検診やクリーニングを受ける

セルフケアを続けても口臭が改善しない場合は、歯周病やむし歯など、お口の病気が原因となっている可能性があります。

歯科クリニックでは、お口の状態を確認し、必要に応じてクリーニングや治療を受けることができます。
口臭が気になる方はもちろん、自覚症状がなくても定期的に検診を受けることが、お口の健康維持につながります。


▶︎詳細はこちら「Preventive dentistry 予防歯科」


こんな口臭は歯科クリニックへ相談しましょう

口臭は、セルフケアで改善する場合もありますが、お口の病気や全身の病気が関係していることもあります。

毎日のセルフケアを続けても口臭が改善しない場合や、気になる症状がある場合は、歯科クリニックへ相談しましょう。

次のような症状がある場合は、一度受診することをおすすめします。


⚫︎セルフケアを続けても口臭が改善しない
⚫︎歯ぐきの出血や腫れがある
⚫︎お口の乾燥が長く続いている
⚫︎むし歯や歯周病が気になる
⚫︎ご家族などから口臭を指摘された


口臭の原因は人によって異なります。
セルフケアで改善しない場合は、歯科クリニックで原因を確認してもらうと安心です。


夏の口臭に関するよくある質問【FAQ】


Q.口臭は水を飲めば改善しますか?
A.一時的に改善することはありますが、水分補給だけで根本的に改善するわけではありません。
口臭の原因に応じた対策を行うことが大切です。

水を飲むことでお口の乾燥が和らぎ、唾液の働きが保たれるため、一時的に口臭が軽減することがあります。

しかし、口臭の原因が舌苔や歯垢(プラーク)、歯周病などの場合は、水分補給だけでは改善できません。
毎日のセルフケアに加え、症状が続く場合は歯科クリニックへ相談しましょう。


Q.自分では口臭があるかわかりません。確認する方法はありますか?
A.口臭は自分では気付きにくいため、気になる場合は歯科クリニックで相談することをおすすめします。
口臭は、自分のにおいに慣れてしまうため、自覚しにくいことがあります。

市販の口臭チェッカーを活用する方法もありますが、口臭の有無や原因を正確に判断することは難しい場合があります。

気になる症状がある場合は、歯科クリニックでお口の状態を確認してもらうと安心です。


<まとめ>夏の口臭は毎日のケアで予防しましょう感じたら早めの対策が大切です

夏は、お口が乾燥しやすくなることで口臭が気になりやすい季節です。
しかし、こまめな水分補給や丁寧な歯みがき、お口の中を清潔に保つことを意識すれば、口臭の予防につながります。

セルフケアを続けても口臭が改善しない場合は、歯周病などのお口のトラブルが隠れていることもあります。

口臭が気になる方は、お気軽に当院までご相談ください。
お口の状態に合わせたケア方法や治療をご提案いたします。


【参考記事】

厚生労働省 健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~ 口臭の治療・予防
歯とお口のことならなんでもわかるテーマパーク8020 口臭
歯とお口のことならなんでもわかるテーマパーク8020 ドライマウス

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