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2025/10/06
今月の豆知識:仮封(蓋)
詰め物取れちゃった!!こんな経験ありませんか? (>_>)
《詰め物(仮封)とは何でしょうか?》
『仮封』:読んで字の如く「仮りの詰め物」のことです。金属もしくはセラミックなどの最終的に詰める修復物をはめ込むまでの一時的なものなので、接着力は弱く、耐久性も高くありません。
《何のために仮の詰め物が必要なのでしょうか?》
・削った歯が、しみないように保護するため。
・削って、伱間ができた歯と、隣の歯が動いて伱間がなくなってしまわないようにするため。
・削って、型取りをしたところが、欠けないようにするため。
・根の中の無菌状態を維持するためです。
・噛み合わせを維持するため。

《仮の詰め物が取れてしまったら?》
どんな治療をしているのかによって対処法が変わりますが、詰め物が取れてしまったら、基本的には早めにご来院いただき、詰め直しすることをお勧めします。
☆修復物をはめ込む時までの仮の詰め物が取れてしまった場合
緊急性はありませんが、修復物のセット予約まで、1週間以上ある場合には詰め直しすることをお勧めします。理由としては、削ったところで舌を傷つけないようにすることと、歯が動いて修復物が入らなくなってしまう可能性があるからです。
《仮の詰め物をしている時の注意点!!》
仮の詰め物とはいえ、重要な役割がありますので、外れないように注意する必要があります。
◎仮の詰め物が入っている部分では噛まない。
→ガムやハイチュウ、硬い物は噛まないでください。
◎舌で触ったり、いじったりしない。
→仮の詰め物なので、少しざらざらします。
◎歯磨きの時にフロスや歯間ブラシは使用しない。
→仮の詰め物の周辺はやさしく磨いてください。